そもそも「幸せ」とは何か?
誰もが、「幸せになりたい」と思っているはずです。
でも、「幸せ」というのは形がないものですし、
そもそも 何が幸せなのかも、よく分かりませんよね?
実際に、「どのようなときに幸せと思うのか」ということは、人によって異なると思います。
たとえば、好きな旅行に行って、キレイな景色を見たときに、「幸せ」と思う人もいます。
また、マラソンのあとの一杯の水が「幸せ」という人もいます。
仲の良い友達と一緒にお酒を飲んでいるときに、「幸せ」と思う人もいると思いますし、
私のように、草野球が終わったあとに水風呂に入って、りんごジュースを飲んだときに「幸せ」と思う人もいるかもしれません。
人それぞれで、考え方が違うので、「こういうことが幸せ」という答えは、ないのだと思います。
ただ、よくイメージされる、「お金がたくさんある状態」が幸せなのかというと、意外とそうでもないな、と思いました。
実際に、私は、「お金がない状態」と「お金がある状態」の両方を経験しましたが、お金を持ったとしても、「もっともっと」となるからです。
また、高い物を買ったとしても、時間が経てば、その物に慣れてしまいます。
もし、「お金がたくさんある状態=幸せ」だとしたら、江戸時代の人は、ほぼすべての人が不幸だったということになりますよね?
でも、実際にはそのようなことはなかったそうですし、私は小さいころ、誕生日に買ってもらえたケーキが、すごく嬉しかったです。
今のケーキは、昔のケーキよりもずっと美味しくなっていると思うのですが、食べたときの幸福感は、お金がなかった昔の方がずっと上でした。
だから、幸せと思えるかどうかは、結局は、その人の考え方次第 なのだと思います。
でも、人は、人と比較をしてしまうので、他人の豪華な暮らしを見てしまうと、自分と比べてしまい、
自分の普段の生活が幸せと感じられなくなってしまうこともあるかもしれません。
他人と比較をするのではなく、自分の普段の当たり前の生活を「幸せ」と思うことができれば、その人は「幸せ」ということですね。
「嬉しいこと」を増やすこと!
「他の人と比較をしない」や「普段の当たり前の生活を幸せと思う」と言われても、現在は情報に溢れています。
たくさんの情報が自然に入ってくるため、他の人とまったく比較をしないことは、難しいですよね?
では、どうすれば幸せになれるかというと、私が考えた方法は、「嬉しいことを増やす」という方法です。
そもそも、「幸せと感じること」や「楽しいこと」というのは、人によって違います。
ゲームが楽しいと思う人もいますし、旅行をしているときが楽しいと思う人もいます。
でも、「嬉しいこと」については、ほとんどの人にとって、かなり似ている(一緒である)と思いました。
具体的に、「人にとって嬉しいこと」というのは、次の5つのことです。
1. 理解されること |
まず、人は、自分のことを理解してもらえると、嬉しいと感じます。
たとえば、「いつもすごく仕事を頑張ているよね」とか、「あなたのこういうところが良いところだね!」という形で、
自分のことを分かってもらえて、理解してもらえたら、嬉しいものですよね?
「理解されること」というのは、誰にとっても、嬉しいことになります。
そして同じように、人は、共感してもらえると、嬉しいと感じるものです。
たとえば、「あなたが言っていることは分かります!」や「私も同じように考えています!」という感じで、共感してもらえたら、嬉しいですよね。
「共感されること」というのも、誰にとっても、嬉しいことになります。
また、褒められることも、人は嬉しいと感じます。
たとえば仕事で、「この資料、とても良くできていたよ」と褒められたら、やっぱり嬉しいものですし、
女性も、作った料理について、「すごく美味しかったよ。料理上手なんだね」と褒められたら、嬉しいですよね。
「褒められる」ということは、誰にとっても、嬉しいことです。
そして、必要とされることにも、人は喜びを感じます。
たとえば、仕事でお客さんから、「あなたがいてくれて本当に良かったです!」と言われたり、
野球チームで監督から、「お前はこのチームに必要な人間なんだ」と言われたら、嬉しいですよね。
人から必要とされたり、人から愛されるというのは、誰にとっても、嬉しいことになります。
そして最後に、誰でも感謝されたら、やっぱり嬉しいですよね?
「良いものを作ってくれて、ありがとう!」と言われたり、「いつもお仕事をがんばってくれて、ありがとう」と言われると、やっぱり嬉しいんですよね。
人に喜んでくれて、人に感謝してもらえたら、やっぱり嬉しいと感じるものです。
ちなみに、「嬉しいことは誰にとっても一緒である」と、私がお伝えしている根拠は、ここでお伝えした「人にとって嬉しいこと」は、
子どもが実際に喜ぶことだからです。
たとえば、子どもは褒めたら喜びますし、自分のことを分かってもらえたら嬉しいと感じています。
だから、人間の本質として、「嬉しいこと」というのは、生まれ持った共通のものだと思いました。
私は、「どうすれば幸せな人生になるのかな?」と考えた結果、ここでお伝えした「嬉しいこと」をたくさん得ることができれば、
幸せに思える可能性が高くなると思いました。
幸せと思えるためには、嬉しいことをたくさん得られるようにするということが、私の出した答えです。
そして、「悩み」を減らすこと!
幸せな人生を過ごす方法は、「嬉しいことを増やすこと」とお伝えしました。
ただ、「嬉しいこと」を増やすだけでなく、「自分が持っている悩み」を減らすことも、大切なことです。
自分が持っている悩みを減らすことで、より 幸せな人生を送れる可能性が高くなるからです。
具体的に、人が持っている悩みには何があるかというと、次の4つのことになります。
1. 人間関係の悩み |
まず、1つ目の「人間関係の悩み」というのは、たとえば、恋愛関係の悩みや、家族との距離感、
職場での上司や部下との接し方など、他の人と関わるときに持つ悩みのことです。
そして、2つ目の「金銭的な悩み」というのは、お金が溜まらない、給料が安い、浪費癖があるなど、お金関係の悩みになります。
また、3つ目の「将来に関する悩み」というのは、「老後が不安だな」や「将来、結婚できるかな?」など、
これから先のこと(将来のこと)を考えたときに持つ悩みになります。
そして、4つ目の「健康上の悩み」というのは、自分が持っている持病や、体に関するコンプレックス、
精神的な悩み(気分が落ち込みやすい)など、自分自身に関する悩みのことです。
このように、「人が持っている悩み」というのは、大きく分けると、この4つに分かれます。
もちろん、複合的な悩みもありますよ。
たとえば、「職場での人間関係が悪くて、おまけに安月給。今後も仕事を続けられるか不安で、精神的にも落ち込んでいます…」などです。
人が持つ悩みを、すべて無くすことは難しいかもしれませんが、この4つの悩みを減らせた方が、幸せに思える可能性が高くなるはずです。
「嬉しいこと」をたくさん得られるようにすると同時に、「自分が持つ悩み」を減らすことで、幸せな人生を送れる可能性が高くなるということです。
【幸せになるための結論】嬉しいことを増やして、悩みを減らすこと!
「幸せ」というのは、人それぞれの考え方によって異なります。
ただ、「嬉しいこと」を増やして、「悩み」を減らせることができれば、幸せになれる可能性は高くなりますよ。
そして、ここが大きなポイントになるのですが、、、「嬉しいこと」を増やして、「悩み」を減らすための最も良い方法は、
「何かの分野で、人よりもできるようになる」ということです。
この理由は、何かの分野で、人よりもできるようになることで、人から褒められたり、人に必要とされるようになるからです。
たとえば、キレイなホームページを作れるようになれば、「私のホームページも作ってください!」という形で、人から必要とされますし、
「とても良いホームページです!ありがとうございます!」という形で、人から褒められ、感謝されるようになります。
また、たとえば、野球が得意であれば、その人が活躍することでチームが勝つので、みんなが喜んでくれます。
チームから必要とされて、人から褒められるようになるのですよね。
そして、何かの分野で、人よりもできるようになると、「持っている悩み」もかなり減りますよ。
たとえば、私はインターネットを使ったビジネスを行っていますけど、ビジネスでたくさんのお金を得られるようになると、
「金銭的な悩み」はかなり解決しますし、「将来に関する悩み」も少なくなりました。
また、お金があれば、健康食品などを購入することもできますし、時間を自分で自由に使うことができるため、スポーツなども行うことができます。
これによって、「健康上の悩み」も、かなり改善されました。
ただ、「人間関係の悩み」だけは、人を変えることはできないので、なかなか解決することは難しいのですが、、、
私の場合は、ただ単に、できるだけ人と接しないようにしているだけです。
家族や友人、仲間とだけ一緒にいることで、「人間関係の悩み」は、かなり少なくなりますよ。
「幸せ」というのは、人それぞれの考え方によって異なります。
でも、「嬉しいこと」を増やして、「悩み」を減らせることができれば、幸せになれる可能性は高くなります。
そのために必要なことが、「何かの分野で、人よりもできるようになる」ということです。
何かの分野で、人よりもできるようになれば、「嬉しいこと」が増えて、「悩み」が減るので、それだけ幸せになれる可能性が高くなりますよ。
幸せは、その人の考え方次第であるため、普段の生活でも、幸せを感じることは もちろんできます。
特に、人生において、「健康」というのは とても大切なもので、健康で普通に生活できるだけで、本来であれば、「幸せ」なんですよね。
普段の当たり前の生活が、どれだけ幸せなのかということは、失ってみないと分からないものです。
でも、私は、「お金」と「嬉しいこと」が少ない状態で、しかも、「悩み」が多いときは、どうしても「幸せ」と思うことはできませんでした。
日常生活の中で、小さな幸せはありますけど、それは本当に一時的なものになってしまうからです。
しかし、「人よりもできるもの」を持つと、人生が変わるんですよね。
「嬉しいこと」は増えましたし、「悩み」もかなり減りましたよ!
私の場合は、心が貧相なので、あまり「幸せ」と思うことは少ないのですが、、、
幸せな人生を送るために、「何かの分野で、人よりもできるようになる」ということは、本当に大きなポイントになります。
何かの分野で、人よりもできるようになると、人から必要とされて、人が喜んでくれるので、ぜひ1つの考え方として、参考にしてくださいね!