コンプレックスや悩みは誰にでもある
まず、コンプレックスとは、「他の人よりも、自分が劣っているという気持ちのこと」ですよね。
たとえば、「自分の顔や体系のここがキライ!」や、「内気で人見知りの性格を直したい…」などがあると思います。
実際に、人は良い面よりも、悪いところを見てしまう(気にしてしまう)傾向があります。
すべての面で、他の人よりも優れている完ぺきな人間はいないので、ほとんどの人が、コンプレックスや悩みを持っているはずです。
そもそも、人は平等ではありません。
なぜなら、人はそれぞれ容姿(顔や体格)や、産まれた環境も違うからです。
人によって顔が違って、体格が違って、産まれた場所(家や環境)も違うのですから、そもそも平等なわけがないのですよね。
さらに、人は、人と比較をしながら生きているので、他の人と比べて、「私はここが劣っているな」や、
「あの人はできるのに自分はどうしてこうなんだろう」という気持ちは、どうしても出てきてしまうものです。
そのため、「コンプレックス(悩み)があって、自信を持てません…」という気持ちは、ほとんどの人が持っています。
自分に自信をつける2つの方法
コンプレックスや悩みがあって、自分に自信を持つことができない人が、自分に自信を持つ方法は2つあります。
まず1つ目の方法は、そのコンプレックスや悩み自体を解決することです。
たとえば、私は大学生のときに、スポーツクラブでアルバイトをしていたのですが、「痩せたくて入会しました」という女の子がいました。
その女の子は、入会時は体重が61キロだったのですが、ほぼ毎日スポーツクラブに通って、3ヶ月で52キロまで体重が落ちたのですよね。
そして、人は体重が落ちると、本当に見た目が変わります。
体系が変わるだけでなく、顔も変わりました。
その女の子は、容姿が悩みだったそうですが、その悩みが改善されて、気持ちまで明るくなっていましたよ。
このように、自分の持っている悩み自体を改善することで、自分に自信を持つことができるようになります。
ただ、「悩みを解決すれば良い」と簡単に言っても、世の中には、簡単に解決することができない悩みもあります。
たとえば、身長が低かったり高かったりすることが悩みだったとしても、その悩みを解決することは難しいですし、
顔(容姿)を変えることも、簡単にはできません。
また、人が人の性格を変えることも極めて難しいため、家庭の悩みや、親との関係などを解決することも、
そんなに簡単にできることではないのですよね。
「悩みを解決すれば良い」と簡単に言っても、悩みというのは、そんなに簡単に解決できるものばかりではない、ということです。
さらに、これも悩ましいのですが、、、悩みというのは、もし解決しても、また新しい悩みが出てくるのですよね。
たとえば、「貯金が少なくて将来が不安…」という悩みがあった人が、もし宝くじが当たって大きなお金を手にしたとしても、
また別の新しい悩み(問題)が出てくるものです。
また、顔にコンプレックスがあった人が、たとえば整形をしたとしても、「もっとここをこうしたい」という感じで、
また新しい悩み(コンプレックス)が出てくるものなのですよね。
もちろん、すべての人がそうとは言いませんよ。
でも、人は良い面よりも、悪いところを見てしまう(気にしてしまう)傾向があるので、
1つの悩みを解決しても、また別の悩みを持つようになってしまいます。
「コンプレックスや悩み自体を解決すれば、自分に自信が持てるようになる!」というのは、確かにそのとおりなのですが、
悩みを完全に無くすことは難しい、、、というのが、人生の難しさかもしれません。
そして、コンプレックスや悩みがあって、自分に自信を持つことができない人が、
自分に自信を持つ2つ目の方法は、「これだけは人に負けない!」というものを持つ、ということです。
そもそも、コンプレックスというのは、「他の人よりも、自分が劣っているという気持ちのこと」です。
そのため、どのようなことでも良いので、「これなら他の人よりも、自分の方が勝っている!」というものを持つことで、
自分に自信を持つことができるようになります。
私は、自分に自信を持ちたいのであれば、この方法が最も良いと思っているのですが、何か1つでも、
「これだけは他の人には負けない」というものを持っていれば、他のことが気にならなくなる(気にする必要がなくなる)のですよね。
たとえば、私はもともと頭が悪くて、何の特技も持たない人間でしたが、
「インターネットビジネス」という得意なものを身につけることができました。
そして、得意なものを持つと、なぜか「あなたはすごい人なんですね!」や「あなたはなんでもできるんですね!」と言われるんですよ。
たった1つのことしかできないのに、なぜか、「なんでもできるすごい人」みたいに思われる、ということです。
そもそも、世の中のことを、なんでもできるようになる必要がないのですよね。
すべてのことをやる必要もありませんし、時間に限りがあるからです。
だから、何か1つの得意なものを持って、それだけをやっていた方が、人に尊敬されて、人に感謝されるので、
自分に自信を持つことができるようになりますよ。
「自信」を持つためには、「自信を持てる根拠」が必要です。
過去の私のように、頭が悪くて何の特技もない人が、もし気分が上がって自信を持ったとしても、
自信を持てる裏付け(根拠)がなかったとしたら、すぐにまた自信が無くなってしまいます。
自信を持つためには、「俺はこれができる!だから自信を持てる!」という根拠が必要になるので、
「これだけは人には負けない」という1つのものを持つことは、自分に自信を持つ上で、とても大きなポイントになるということですね。
自信を持つことは、本当に必要なことか?
コンプレックスや悩みがない人は、世の中には ほぼいないと思いますし、
「これだけは人には負けない!」というものを持っている人も、少ないと思います。
そのため、自分に自信を持ちたいけど、自信を持つことができない人はたくさんいますし、
「自分に自信を持てるようになったら、人生が明るく変わる気がします」と思っている人も、たくさんいるはずです。
でも、「自信を持つことは、本当に必要なことか?」ということを考えてみると、「自信」というのは、けっこうデメリットも多いのですよね。
たとえば、私はインターネットビジネスという、「これだけは他の人には負けない!」というものを持っています。
実際に、私は28歳で、インターネットビジネスで月250万円の収入を得られるようになり、自分に自信を持つことができました。
ただ、冷静になって考えてみると、私よりも多くの収入を得ている人は実際にいますし、収入を得ていなかったとしても、
私よりも多くの人からの感謝や尊敬を得ている人も、たくさんいるのですよね。
「これだけは他の人には負けない という得意なものを持てば、自信を持つことができる!」というのは、確かにそのとおりなのですが、
いくら頑張っても、世の中には上には上がいるので、ちょっと広い世界で生きたら、自分よりも優れている人はたくさんいるということです。
このように考えたら、「私が持つことができた自信って、実はとても薄っぺらいものなのではないか?」と思いました。
そして、自分が持っていた自信が崩れて、あまり意味のない物のように感じてしまったのですよね。
実際に、自分に自信を持っていることは、良いことばかりではなくて、自分に自信を持っているような生き方をすると、
「こいつ、調子に乗っているな?」と人から叩かれることもあります。
また、自分の作ったものに自信を持ってしまうと、悪いところに気づけなくなり、お客さんの声や指摘も、受け入れられなくなってしまうことがあります。
「自信を持ちたいです。自信を持てば人生が明るく変わる気がします」と思っている人は、多いと思うのですが、
実際に自信を持ったとしても、意外とデメリットの部分も多い、ということです。
そこで、私が分かったことは、「これだけは人には負けないというものを、これからもずっと磨き続けながら、
調子に乗らずに、謙虚な気持ちでい続けよう」ということです。
これだけ聞くと、「綺麗ごと」のように聞こえると思うのですが、実際に、どんなに頑張っても上には上がいますし、
自信を持ってしまうと、悪いところが見えなくなり、事業でも 致命的な失敗につながってしまう可能性があるのですよね。
自信を持つことのデメリットに気づいたので、これは「綺麗ごと」ではなく、自分自身が大きな失敗をしないために、
自分に自信を持つことは止めようと思いました。
ただ、私は自分の実力に対しては、自信を持つことは止めたのですが、1つだけ、絶対的に自信を持っていることがあります。
それは、「最初はできないけど、俺は必ずできるようになる」という自信です。
これが私の大きな財産だと思っているのですが、私のように頭が悪くて、何の才能もない人間でも、
インターネットビジネスや投資で、ある程度の結果を出すことができたのですよね。
ダメな人間でも、小さな成功体験を積み重ねていくことで、最初はできなかったけど、できるようになりました。
だから、初めてやることで、最初はできなかったとしても、心が折れることはありませんし、
「続けていれば必ずできるようになる」と、自分自身が思い込むことができるので、本当にできるようになるのですよね。
何か1つ、「これだけは他の人には負けない!」というものを持ったとしても、結局は、自分より上の人はいますし、
自信を持つと、デメリットになることも多くあります。
しかし、自分が積み重ねた過程と実績というのは、事実として、自分の心に一生残ります。
結局、自分に自信が持てる根拠は、「自分が過去にやってきたことだけ」なので、小さな成功体験を積み重ねて、
「こんな俺でもできた!」という実績は、私にとって大きな自信になっていますし、本当に役立っていますよ。
「悩みがあっても大丈夫!自信をつける2つのシンプルな方法」のまとめ
「悩みがあっても大丈夫!自信をつける2つのシンプルな方法」は、いかがでしたでしょうか?
もちろん、コンプレックスや悩み自体を解決することが、一番良いと思いますよ。
実際に、自分が持っているコンプレックスや悩みを解決することで、自分に自信を持てることもあるからです。
ただ、悩みにもいろいろなものがあって、悩みというのは、簡単に解決できるものばかりではないのですよね。
さらに、悩みを解決しても、また新しい悩みが出てくるものです。
そうであれば、悩み自体が完全に消えるわけではないのですが、
「これだけは他の人には負けない!」というものを持つことも、自分に自信を持つための有効な方法になります。
実際に、何か1つでも得意なものを持つことで、他のことは気にする必要がなくなりますし、
大人になればなるほど、自分の得意なものだけで勝負ができる環境を作ることが、できるようになるからです。
さらに、1つの得意なものを持つと、今までに持っていた悩みが減ることもありますよ。
たとえば、私はインターネットビジネスという1つの得意なものを持つことができたのですが、その結果、
お金に関する悩み(将来への不安など)や、人からダメな人間だと思われていた悩みは、かなり少なくなりました。
1つの得意なものを持つことで、得られるものがたくさんあったり、周りの評価や環境も変わったりするので、
今までに持っていた悩みが減って、自分に自信を持つことができるようになります。
ただ、自分に自信を持っても、その自信を持ち続けるためには、自信を持てる裏付け(根拠)が必要です。
何かで結果を出して、人から褒められて、一時的に自信を持ったとしても、本当の実力がなければ、自信というものは失ってしまうからです。
実際に、自分に自信を持ったとしても、もっと上がいることを知って、また自信を無くすこともありますからね。
また、「俺の知り合いにすごい人がいる!」や「俺の親がお金持ちだからすごい!」と言って、自信を持ったとしても、
それは、その人自身がすごいわけではないので、場所が変わったり、何かのきっかけがあったら、すぐに自信が無くなってしまうことがあります。
だから、「自信」というのは、結局、自分のやってきた過程こそが、自信になるのだと思いました。
最初はできなかったとしても、小さな成功体験を積み重ねて、実際にできるようになったという実績こそが、
自分にとっての大きな自信になるということです。
逆に、自分に自信がない人は、今までに積み重ねてきたものが少ない(続けられなかったり諦めてしまった)から、
自分に自信を持つことができないのかもしれません。
小さな成功体験を積み重ねていれば、「最初はできないけど、今回も俺はできる」と思い込むことができるので、
この「裏付けのある思い込み」が、自分に自信を持てる根拠になりますよ。
自分への自信というのは、薄っぺらいものほど、すぐに消えて無くなってしまいます。
本当の自信というのは、自分がやってきた過程と実績です。
過程と実績というのは、すぐに作ることはできないけど、長い時間をかけて作ることで、簡単には消えないとても大きな「自信」になりますよ。
だから、長い時間をかけて、小さな成功体験を積み重ねて、「これだけは人には負けない!」という得意なものを身につけること。
これこそが、「オーラ」と言われる、目には見えないのに、その人から溢れ出ている本当の自信の作り方になります。