【はじめに】覚えなければいけないことは、たくさんある!
学生時代の勉強やアルバイト、社会人になってからの仕事など、「人生で覚えなければいけないこと」はたくさんありますよね?
ただ、覚えなければいけないということは分かっていても、「なかなか覚えることができない…」という人も、たくさんいると思います。
実際に私は、覚えがとても悪くて、「ドラえもんの暗記パンみたいに、簡単に覚えられる方法はないのかな?」と、真剣に考えたこともあったくらいです。
パンを食べるだけで暗記できれば、こんなに簡単なことはないですからね。
ただ、現実には、「暗記パン」のような、食べるだけで覚えられる便利なものはありません。
そのため、自分で頑張って覚えていく必要があるのですが、、、
私は、「どうやったら効率よく覚えることができるのか」ということを考えながら行った結果、「物事を速く覚えるコツ」が分かりました。
その方法を、ここでご紹介したいと思います。
私は、小さいころから物覚えが悪かったのですが、社会人になってからシステムエンジニアという仕事をして、
たくさんのことを覚えることができました。
また、26歳で独立をして、インターネットビジネスと投資という、2つの事業を行うことができるようになったのは、
自分なりの暗記方法(物事を効率よく覚える方法)を実施したからです。
この情報が、「覚えなければいけないけど、なかなか覚えることができない…」と悩んでいる人にとって、参考になれば嬉しく思います。
効率よく覚えるためには、脳の仕組みを理解すること!
物事を効率よく覚えていくためには、まず、「脳の仕組み」を理解することが必要です。
そもそも、物事は脳で覚えるものですからね。
脳の仕組みを知っておいた方が、速く、効率よく覚えることができるようになります。
具体的に、次の3つのことを、知っておくようにしましょう!
1.記憶の定着率は、覚え方によって変わってくる! |
1.記憶の定着率は、覚え方によって変わってくる!
物事を覚えること(記憶の定着率)は、学習方法によって、「どれくらい覚えられるのか」ということが変わってきます。
具体的には、下記の画像をご覧ください。
この画像は、「ラーニングピラミッド」と言って、記憶の定着率を表したものです。
もちろん、上記のパーセンテージ(それぞれの項目の記憶の定着率)は、すべての人にとって一致するわけではないと思いますよ。
ただ、これはとても参考になるもので、注目ポイントは、「見たり聞いたりしただけでは、ほとんど覚えることはできない」ということです。
まず、学校の授業などの「講義」では、5%しか覚えることができません。
また、本や教科書を読むこと(読書)は、10%しか覚えることができませんし、映像を見ること(視聴覚)も、20%しか覚えることができません。
そして、実験やデモンストレーションなどの「実演」を見たとしても、30%しか覚えることができないのですよね。
つまり、見たり聞いたりしただけでは、人はほとんど覚えることができない(記憶の定着率がとても低い)ということです。
逆に、人との「討論」をすると、記憶の定着率は50%に上がりますし、自分が実践(体験)をすると、記憶の定着率は75%まで上がります。
さらに、「人に教える」ということをすると、記憶の定着率は90%になるのです!
つまり、「見たり聞いたりしただけでは、人は ほとんど覚えることができないけど、実際に体験したり、
人に教えることによって、記憶の定着率は一気に高くなる!」ということです。
私は学生のころ、学校の授業は聞いているだけでしたが(実際にはほとんど聞いていませんでしたが…)、
授業を聞いていたとしても、記憶の定着率は、たったの5%しかないということです。
これでは、私が勉強ができなかったのは、当然ですよね。。。
逆に、社会人になってからは、仕事は自分で行うようになる(体験する)ので、
記憶の定着率は75%くらいあるということですし、私は、自分の行ったことや学んだことをノートに書いていました。
そして、「ノートを書く」ということは、自分が理解して、自分が分かる形でまとめる必要があるので、
上記の「ラーニングピラミッド」でいうと、「人に教える(記憶の定着率90%!)」に近いと思います。
だから、学生時代はとても物覚えの悪かった私ですが、社会人になって、自分の行ったことや学んだことをノートに書いてくことで、
どんどん覚えていくことができるようになった、ということです。
このように、記憶の定着率は、覚え方によって大きく変わってきます。
同じ勉強時間で、効率よく覚えていくためには、記憶の定着率が良い方法(体験や人に教えること)を行った方が良いに、決まっていますよね?
私は学生時代に、これを知っていれば、もっと人生が良い方向に変わっていたと思うのですが、、、
効率よく覚える方法を知ってからは、どんどん覚えられるようになったので、これからも もちろん続けていきます。
2.繰り返し行うことで、覚えることができる!
「繰り返し行うことで覚えられる」というのは、ほとんどの人が自分の体験で気づいていると思いますが、、、
覚えたことというのは、時間が経つと忘れていってしまうものです。
そのため、物事を覚えていくためには、繰り返し行うこと(繰り返し覚えていくこと)が必要になります。
実際に、私は学生のころ、勉強が嫌いだったので、ほとんど勉強をしていなかったのですが、
勉強をしなければいけないことは分かっていたので、仕方なく、テスト前だけは勉強をしていました。
でも、前日に、ほぼ徹夜状態で一生懸命に勉強していたのですが、テストの点数はいつも悪かったです。
しかも、テストが終わると、ほぼすべて忘れてしまっていたのですよね。。。
人の記憶というのは、「寝ることで記憶が定着する」と言われています。
だから、「一夜漬けで覚える」というやり方は、ほとんど意味がないということです。
逆に、覚えるつもりがないのに、曲を何度も聞いていると、音楽の歌詞を自然に覚えることができてしまうのは、繰り返し聞いているからです。
だから、寝ないで短時間で覚えようとするのではなく、毎日少しでも良いので覚えることを日々繰り返した方が、効率よく覚えることができますよ。
3.集中して覚えていくこと!
物事を覚えるときは、だらだらと、なんとなく覚えていくよりも、集中して覚えていった方が良いです。
ただ、人が集中できる時間というのは、そんなに長くはありません。
人によって、多少は異なりますけど、だいたい45分くらいと言われています。
私は学生のときに、テスト前だけ、ほぼ徹夜状態で 5時間くらい勉強していましたが、
今振り返って思うと、実際に集中して勉強していた時間は、1時間くらいだったんじゃないかな、と思います。
残りの時間は、ただなんとなく机の前に座って、ぼーっとしていた(教科書を眺めていただけ)という感じでした。
繰り返しになりますが、こんなやり方をしていた私が、いつもテストの点数が悪かったのは、当然ですよね。。。
だから、1日45分でも良いので、集中して覚えることを毎日繰り返していった方が、効率よく覚えることができるということです。
大切なことは、「集中して覚えること」であり、「集中して覚えることを繰り返していく」ということですね。
だらだらと5時間 勉強するよりも、1日45分ずつ集中して勉強して、それを1週間繰り返した方が、
ずっと効率よく、多くのことを覚えることができるので、これがポイントになりますよ。
私は、このような「脳の仕組み」を知ることで、効率よく物事を覚えることができるようになりました。
もちろん、本を読んだり、動画を見て、覚えようとすることもありますけど、そのあとは必ず「実践」するようにしています。
実際にやった方が、効率よく覚えることができるからです。
さらに私は、ホームページの作り方や、インターネットビジネスのやり方を会員さんに教える仕事をしているので、
私自身も、どんどん成長していくこと(覚えていくこと)ができるのですよね。
だから、上記でお伝えした、「ラーニングピラミッド」は、とても参考になる、正しい情報だと思いました。
そして、効率よく覚えて、効率よく仕事をしていくために、夜は早く寝て、朝早く起きて仕事をする(文章を書く)ということを、日課にしています。
朝早く起きて、ご飯を食べてから仕事をすることで、集中して仕事を行うことができるからです。
そして、集中力が続かなくなったら、少し時間をおいて、場所を変えて、また仕事をするようにしています。
私はずっと、無駄な時間の使い方(効率の悪い勉強の仕方)をしてしまったので、本当に後悔をしているのですが、、、
脳の仕組みを知ることで、効率よく物事を覚えることができるようになりました。
ぜひ、この情報を参考にしていただいて、自分にとっての最適なやり方で、行っていくようにしましょう!
効果絶大!ノートを書くこと
私は物覚えがとても悪かったのですが、、、あることを行うことで、どんどん覚えていくことができるようになりました。
それが、「ノートを取る」ということです。
このノートは、私が実際に社会人のときに書いていたノートになるのですが、
私はノートを書くことによって、どんどん物事を覚えることができるようになりました。
ノートというのは、自分が理解して、自分が分かる形でまとめる必要があります。
そのため、「人に教えること」と同じくらいの効果があって、記憶の定着率は90%くらいあると思います。
しかも、ノートを取ると、頭が整理されて、頭を使うことに慣れてくるのですよね。
誰よりも頭の悪かった私ですが、ノートを取ることによって、頭を使って考えることが、すごく得意になりました。
ちなみに、学生のころに、先生が黒板に書いた内容をノートに書いていた人がほとんどだと思いますが、
「覚える」という意味では、あまり効果がありません。
大切なことは、写すことではなく、「自分が分かるように内容をまとめること」です。
自分が内容を理解できるように、自分が分かる形でまとめていくというのが、効率よく覚えられるノートの書き方になります。
あと、現在はパソコンやスマホを持っている人が多いのですが、パソコンやスマホで入力することよりも、
「ペンを持って紙に書く」という方が、内容を効率よく覚えることができます。
その理由は、ペンで紙に書いた方が、自由に書いていくことができるからです。
たとえば、矢印を入れたり、下線を引いたり、文章をつけ足していくことなど、ペンの方が自由に書くことができますよね。
私も、パソコンは仕事で使ってはいるのですが、パソコンは、文字の入力は速くても、
矢印を入れたり文字の大きさを変えたりすることは、けっこう面倒になってしまいます。
ノートであれば、そのノートを読み返すことも簡単にできるため、効率よく覚えたいのであれば、
「ノートを書く」というのは、本当に効果的な方法になりますよ。
あと、「メモを取る」というのも大切ですが、メモというのは、「忘れたくないことを一時的に残しておくだけのもの」です。
たとえば、子どもの運動会の持ち物や、歯医者を予約した時間などですね。
メモは、長期的に覚えておく必要がないものであり、その日が終わったら(用事が終わったら)、必要が無くなってしまいます。
だから、長期的に覚えておく必要があるものは、メモではなく、ノートにまとめていくことが必要です。
たとえば、セミナーや講演会に行って、メモを取ることも大切ですが、そのあとに、ノートにまとめることが大切ですよ。
さらに、実践をしてみることで、内容を効率よく覚えていくことができるので、この流れ(それぞれの役割)をぜひ覚えておいてくださいね。
必要なときに必要なことを覚えること
物事を効率よく覚えるために、脳の仕組みを理解して、実践をしていけば、ほどんどのことは覚えることができます。
ただ、人間というのは、覚えたとしても、時間が経つと忘れてしまうものです。
だから、「必要なときに必要なことを覚える」ということも、大切なのですよね。
たとえば、私は昔、英語が話せるようになりたくて、英単語帳を一生懸命に勉強していたときがありました。
「英語は単語の集まりだから、単語を暗記すれば、英語は話せるようになるはず!」と思い、英単語帳を丸暗記していったという形です。
ただ、勉強をしたときは覚えたと思ったのですが、それから3年くらい経って、以前に勉強した英単語帳を見たら、ほとんど忘れていたのですよね。。。
昔、あれだけ勉強したのに、ほとんど覚えていないというのは、かなり衝撃的で、私はこの経験で、
「勉強をして覚えたとしても、使わないと忘れる」ということが分かりました。
それから私は、「必要なときに必要なことを覚える」というやり方に切り替えました。
勉強をしても、使わないとすぐに忘れてしまうので、いろんなことにチャレンジして、
必要になったときに必要なことを覚えたほうが、圧倒的に効率が良いということです。
ちなみに、私は英語を話せるようになりたくて、英単語を暗記しようとしたのですが、、、このやり方も効率が悪かったです。
英語を話せるようになりたいのであれば、英語を実際に話した方が、速く英語を話せるようになります。
具体的には、現在は、オンライン英会話スクール と言って、Skype で格安で英語を話すことができるサービスがあるので、
それを実際にやって、片言でも適当でも良いから、英語を話してしまうことが、最も上達しますよ。
私も、この「オンライン英会話スクール」をやっていたのですが、英単語を覚えようとするよりも、ずっと速く英語を話せるようになりました。
(ただ、英語を話すことも一緒で、英語を話さないようになると、忘れてしまうのですけどね…)
だからやっぱり、「必要なときに必要なことを覚える」ということは、とても大切なことだと思っていますし、
覚え方も、丸暗記をするのではなく、流れやイメージで覚えていった方が良いです。
たとえば、歴史も、一つ一つの出来事を暗記していくよりも、出来事を流れで覚えていった方が覚えやすいのですよね。
英語も、単語を一つ一つ覚えていくよりも、よく使う文章を、流れで覚えていった方が覚えやすくなります。
あと、人の脳は、意味を持たない数字の羅列を覚えることは苦手ということも、知っておいてください。
たとえば、元素記号(H He Li Be B C N O F Ne)などの羅列を、そのまま丸暗記することは人の脳は苦手なのですが、
「スイヘーリーベーボクノフネ」という形で、意味を持つ言葉やイメージとして覚えると、覚えやすくなります。
もちろん、多くの人は学生時代に、このような覚え方をしていたと思うのですが、人の脳の仕組み(効率よく覚える方法)を知った上で、
必要なときに必要なことを覚えていくということが、効率よく物事を覚えていけるコツになります。
感情と一緒に覚えたことは忘れない
「ラーニングピラミッド」によると、人に教えることは、記憶の定着率が90%もあります。
「人に教える」ということは、自分がその内容を理解している必要がありますし、
相手が分かるように、頭を使いながら説明をする必要があるからです。
さらに、自分が学んだことを人に話すと、相手から反応が返ってきますよね。
たとえば、「よく分かったよ!ありがとう」や「これってこういうことなの?」という感じです。
そして、相手から反応が返ってくると、そこに自分の感情が生まれますし、人は、感情と一緒に覚えたことは忘れづらいという特徴があります。
だから、人に教えるということは、記憶の定着率がとても高いというわけです。
私は小さいころ、人から褒められたことも、怒られたこともありました。
もちろん、怒られたことの方が圧倒的に多いのですが、、、私が少年野球で、2ストライクから送りバントを決めたとき、
観客のおじさんから、「よく2ストライクからバントを決められたな!大したもんだよ!」と褒められたことは、今でも私はよく覚えています。
めったに人に褒められない私だったので、見ず知らずの人に褒められたことが、とても嬉しかったみたいですね。
他にも、個人的には忘れたいのですが、悔しい想いや、辛い想いをしたことは たくさんあって、そのような経験もよく覚えています。
「忘れたくても忘れられない」というのは、その出来事に感情があったからであり、「感情と一緒に覚えたことは忘れない」という証拠だと思います。
もはや、脳で覚えているというよりも、心で覚えているという感じですからね。
だから、やっぱり、「行動する」ということが大切なんだなって、私は実感しました。
その理由は、行動すると、何かしらの結果が出るからです。
その結果は、良い結果かもしれないし、悪い結果かもしれないけど、行動したら「何かしらの結果」が必ず出ますよね。
そして、結果が出たら、嬉しいや 悲しいなどの感情が生まれるので、忘れづらくなります。
講義を聞いたり、本を読んだりして、感動することもあると思いますが、自分で実際に体験して得られた感情の方が、やはり大きいと思います。
だから、物事を効率よく覚えていきたいのであれば、「実際にやってみる・行動する」ということが、本当に大切なことになりますよ。
効率よく暗記をする方法のまとめ
物事を効率よく覚えていく方法のコンテンツは、いかがでしたでしょうか?
私は昔から、「頭はできるだけ使いたくない」、「勉強は嫌いだからしたくない」と思っていました。
そのために、日ごろから勉強はしていなかったですし、テスト前だけ、仕方なく勉強をしていたという形です。
ただ、テスト前だけ勉強しても、やはり覚えることはできません。
しかも、「テストのための勉強」になってしまっているので、テストが終わったら、ほとんど忘れてしまいます。
これでは、何の積み重ねにもなりませんし、何も意味がないですよね?
また、私は勉強の仕方にも問題があって、頭を使うことが嫌いだったため、問題を解いたり実践をするということを、私はしませんでした。
ただ教科書を読んだり、教科書に書かれていることを、そのままノートに書いているだけだったのですよね。
でも、「ラーニングピラミッド」のとおり、このやり方は、記憶の定着率がとても低いので、私は効率が悪い覚え方をしていたということです。
結局、物事を効率よく覚えていくためには、集中して覚えることを、毎日繰り返していくことが大切です。
そして、覚えたことや学んだことをノートにまとめて、実践をしていきます。
たとえば、私はホームページの作り方を独学で覚えるために、本を読んだり、Youtubeなどの動画を見ることもしましたが、
覚えたことはノートにまとめたり、実際にホームページを作る(実践)をしていました。
そして、これを毎日繰り返していると、どんどん覚えることができるのですよね。
特にホームページは、実際に作ると、人からの反応や質問などもあるため、どんどん上達していくことができました。
私もそうだったのですが、多くの人は、「楽して簡単にすぐにできる方法」を探します。
ドラえもんの暗記パンのようなものや、食べるだけで頭の良くなるサプリメントなどですね。
でも、食べるだけで頭が良くなるものはありませんし、物事を覚えていくためには、毎日繰り返し覚えていくしかありません。
結局、この方法が、最も効率が良い方法ということです。
慣れるまでは大変ですが、慣れると「習慣」になってくるので、やることが当たり前になってきますよ。
特に頭というのは、使えば使うほど、頭が良くなってきますし、頭を使うことに慣れてきます。
いろいろなことを覚えていて、損をすることはありませんし、いろいろなことを覚えておくと、それがパーツになって、
問題を解決できたり、新しいものやサービスを生み出すこともできるようになりますよ。
ぜひ、ここでお伝えした「物事を効率よく覚えていく方法」をぜひ参考にしていただいて、役に立てば、嬉しく思います。