そもそも、目標とは何か?
そもそも目標とは、「自分がたどり着きたいところ」のことです。
たとえば、「野球の大会で優勝したい!」や「副業で月収100万円を稼げるようになりたい!」などですね。
ほかにも、山登りであれば、「この山の頂上に行くことが目標!」という形で、目標を決めるが多いと思いますし、
勉強をするときも、「今日はここまで勉強する!」というように、目標を決めることも多いと思います。
ただ、人生を生きていて、「目標がない・・」という人も、きっといると思います。
実際に、あるアンケートの結果では、40%くらいの人が人生の目標がないというデータがあります。
仕事をしていても、「普通に働いて、そこそこの給与がもらえて、休みもそれなりにあればいい。贅沢したい欲求もない」という人は、けっこう多いですからね。
だから、一般的には、「目標を持つべきだ!」という意見は多いと思うのですが、
個人的には、人生は人それぞれであるため、別に、目標がなくても良いんじゃないかなと思います。
「目標がある人が偉い」というわけではありませんし、「目標を持っている人が良い人生を送っている」とも限らないからです。
「目標を持った方が良いかどうか」ということについては、人生は人それぞれなのですから、
別にどっちでも良い話(人それぞれ)というのが、答えなのかなと思っています。
ただ、目標を持っていた方が達成はしやすくなる!
「目標がある人が偉い」というわけではありません。
ただ、目標を持っていた方が、その目標を達成しやすくなる可能性は、高くなります。
たとえば、「ハワイ旅行に行きたい!」という目標を持ったとします。
そうすると、「じゃあハワイに行くためには何が必要なのか」と考えますよね?
そして、「ハワイに行くためには、お金と時間が必要だ!」となり、「じゃあ頑張ってお金を貯めて、有休を取ろう!」となると思います。
このように目標を立てると、「その目標を達成するためには、何が必要なのか?」ということを考えるようになるので、
目標を達成できる可能性が高くなるということです。
実際に私も、サラリーマンを辞めて独立したときは、「月100万円を稼げるようになりたい!」と思っていました。
1年目の給料は月0円でしたし、2年目の給料は月8万円でしたけど、独立して3年目のときに、月250万円を稼げるようになりました。
もし私が、「月100万円を稼げるようになりたい」という目標を持たなければ、きっと収入は得られるようになっていなかったと思います。
目標を決めることで、具体的に何が変わるかというと、先ほどお伝えしたハワイの例と同じように、
「その目標を達成するためには、どうしたら良いのか」ということを、考えるようになることです。
たとえば私の場合は、「月100万円を稼げること」が目標だったので、
「月100万円を稼げるようになるためには、何が必要なのか」ということを考えました。
最初は、ブログを使って、楽天の商品をアフィリエイトで紹介していましたが、アフィリエイト報酬が低かった
(1500円の商品を買ってもらっても、15ポイントしか得られなかった)ので、「これではダメだ」と思いました。
そして、「アフィリエイトでいろいろな商品を買ってもらうためには、ホームページを自分で作れる必要がある」と思い、
独学でホームページの作り方を覚えていったという形です。
でも、それでも得られる収入は少なかったので、「実際にアフィリエイトで収入を得ている人は、どうやっているんだろう?」と思い、
実際にアフィリエイトで収入を得ている人を探して、そのやり方を真似をしていきました。
また、アフィリエイト関係の本を読んだり、実際にアフィリエイトで収入を得ている人が販売している情報商材を購入して、学んでいきましたよ。
あとは、頭を使いながら実践して、それを繰り返し、継続して行っていったという形ですね。
特に、ホームページを自分で自由に作れるようになったことは大きくて、これによって、収入は一気に伸びていきました。
だから、「目標がある人が偉い」というわけではないのですが、私の経験上でも、
目標を持っていた方が、その目標を達成しやすくなる可能性は高くなる、ということが分かりました。
目標を持つと、やることが明確になっていき、「その目標を達成するためには、どうしたら良いのか」ということを、
自分で一生懸命に考えるようになることが、一番大きなメリットになります。
目標の達成するための具体的な方法
目標を達成するための方法を、もう少し具体的にお伝えすると、「自分に足りないところを見つけて、それを改善していく」という流れです。
たとえば、私が「インターネットで収入を得られるようになりたい」と思ったときに、自分に足りなかったところは、
「ホームページを自分で作れるようになること」でした。
私は、ホームページを作ったことがなかったのですが、インターネットを使ったビジネスは、ホームページを使って行うものであるため、
そのホームページを自分で作ることができないと、インターネットで収入を得ることは、ほぼ不可能になってしまいます。
そこで、まず、ホームページの作り方を勉強していきました。
目標を達成するためには、「自分に何が足りないのか?」ということを考えて、足りないところを改善していくという流れが、基本的な流れになります。
あとは、実際にうまく行っている人のことを、よく見ること(知ること)も必要です。
実際にうまく行っている人のことを見て、「どうやっているのか。何が自分と違うのか」ということを見つけることですね。
それが分かれば、「まず真似してやってみる」ということが大切ですし、実際にやってみて、うまく行かなかったら、また考えていきます。
自分で全部、オリジナルでやるよりも、うまく行っている人を見て、自分との違いを探し、そのやり方を真似することで、
自分もうまくできるようになっていきます。
あと、目標を達成する例を、もう1つお伝えすると、たとえば、「人気者になりたい」という目標を持ったとします。
実際に、私の息子が「人気者になりたい!」とよく言っていたのですが、この目標を達成するためには、
まず、「どうすれば人気者になれるのか?」ということを考えることから始めます。
そして、実際に人気者になっている人を見ると、たとえば、
「顔が良い」や「面白い」、「スポーツができる」や「勉強ができる」や「仕事ができる」などがありました。
人気者になるには、これらのことが全部できる必要はなくて、どれか1つでも、
「人ができないことができるようになると、人気者になる」ということが分かりました。
では、次にやることは、自分はどれで勝負をするのかを考えます。
たとえば、しゃべるのが好きな人であれば、「どうすれば人は面白いと思ってくれるのか」ということを考えて、
お笑い芸人など、実際に面白いことを言っている人たちが、どういう話し方をしているのかを調べていきます。
また、運動が得意な人であれば、どのスポーツで人よりできるようになるのか、ということを考えていきますし、
仕事で人気者になるのであれば、どうすれば仕事ができるようになるのか、ということを考えていきます。
このように、「人気者になりたい」という目標を持ったら、「どうすれば人気者になれるのか?」ということを考えて、
実際に人気者になっている人を調べて、自分との違いを探し、人気者になっている人が行っていることを真似することで、
人気者になれるということです。
もちろん、どんな目標であっても、「目標を持てば必ず達成できる」とは限りません。
たとえば、30代後半のおじさんが、「プロ野球選手になりたい!」という目標を持って、「自分に何が足りないのか?」と考えたら、
足りないものだらけで、「これは無理だ・・」と気づくこともあると思います。
でも、少なくとも目標を持つことで、自分に何が足りないのかを探して、考えるようにはなりますよね?
だから、目標を持てば、達成できる可能性は高くなる、ということです。
目標というのは、「ゴール」であるため、そのゴールが明確になれば、進む方向は分かります。
もちろん、ゴールまで一直線に進めるわけではないし、逆に、遠回りをしたとしても、その遠回りの過程が自分の経験になり、
目標を達成できるだけでなく、もっと先まで進むこともできるかもしれません。
実際に私も、「月100万円の収入を得られるようになる」という目標に進むまでに、
「あのときのあれは無駄だった…(遠回りだったな)」と思うことはたくさんありました。
でも、その経験があったから、目標を達成することができたのだと思いますし、
月100万円よりも、もっと大きな収入を得られるようになったのだと思います。
だから、多くの人は、「無駄な時間をかけずに、最短ルートで行きたい!」と思うかもしれませんが、
そもそも最短ルートなんて誰にも分からないですし、遠回りも、自分の大切な経験になり、目標を達成するために必要な時間になるので、ぜひ覚えておいてくださいね!
そもそも目標は持たないといけないの?のまとめ
「目標がない!そもそも目標は持たないといけないの?」のコンテンツは、いかがでしたでしょうか?
人生は人それぞれですし、人それぞれで考え方も違うので、別に「目標を持たなければいけない!」ということは、決してないと思います。
ただ、私の経験と世の中を見ていて分かったことですが、「現状維持」を目指していると、どんどん下がっていくものですよ。
たとえば、現状維持で良いと思い、何もしなければ、人の体力は落ちていきます。
また、人は自然に年を取っていくので、今までできていたことが、できなくなっていくものです。
ビジネスでも、利益が得られているものは、他の人がどんどん真似をしていくため、「現状維持」を目指していると、落ちていくだけです。
時代や人の求めているものも、どんどん変わっていくため、自分が進んでいかないと、どんどん落ちていってしまうのですよね。
だから、仕事をしていても、「何のために仕事をしているのか分からない」や「普通に働いて、そこそこの給与がもらえていればそれでいい」
という考え方でも良いのですが、「自分は将来どうなりたいのか?」ということを考えることも、悪くはないと思いますよ。
人生で人が後悔することは、「挑戦しなかったこと」です。
だから、「自分はこうなりたい!」というものを見つけて、それに向かって挑戦することで、
一度しかない人生が、後悔しない人生になる可能性は高くなるはずです。
そして、「自分はこうなりたい!」というものが見つかれば、それが目標になるので、達成できる可能性は高くなります。
だから、もし今、「人生の目標がない」という人は、まず、「自分はこうなりたい!」というものを、見つけても良いかもしれませんね。
自分が憧れている人や、もしくは本を読めば、「自分は将来こうなりたい」というものが、きっと見つかるはずです。
そして、「自分は将来こうなりたい」というものが見つかれば、「その目標を達成するために何をすれば良いのか」ということを考えて、
日々を積み重ねながら、実施していくことです。
目標を持つことが偉いと思いませんが、「目標に向かって日々を積み重ねている人」は、やっぱりすごい人だと思いますよ。
人生というのは、そんなにうまく行かないもので、人生のすべてが自分の思ったとおりの結果になるとは限りません。
一生懸命に勉強をしても、大学受験に失敗することもあるかもしれないし、スポーツで自分が努力をしても、勝てないこともあります。
でも、「一生懸命に頑張った」という経験は、今後も必ず活きてくるはずです。
私も、人生を振り返ると、失敗ばかりしてきましたが、小さな成功体験を積み重ねることで、「今回も俺はできる」と思い込むことができています。
小さな成功体験を積み重ねることで、「最初はできなくても、いつか必ずできるようになる」と、自分で思い込むことができるのですよね。
「自分は将来こうなりたい!」というものを見つけて、それに向かって挑戦した方が、後悔しない人生になると思いますし、
その過程で得られること(小さな成功体験を積み重ねていくこと)は、今後の人生において、とても大きな財産になります。
私も、人生の目標も、生きる意味も見つからない時期は長くあったのですが、「自分は将来こうなりたい」というものを見つけて、
その目標に向かって日々を積み重ねていったら、少しはマシな人生になりました。
私の経験談ではありますけど、良かったら参考にしてくださいね。