そもそも、人はなぜ緊張するのか?
「人前で話すときに緊張します…」という気持ちは、私もよく分かります。
実際に私は、学生時代の国語の授業で、「ここを読んでくれる人?」という先生からの声に、いつも「当たるな…」と思っていました。
また、何かのクラス委員?で、みんなの前で司会をしなければいけないときがあったのですが、
私はそのときに、何も話すことができなかったのですよね。
先生も、私が話すのを待っていてくれたのですが、結局、私は話し出すことができなくて、仕方なく、別の生徒が仕切ってくれました。
今でも私にとっては、恥ずかしい思い出(情けない思い出)として、残っています。
では、そもそも人はなぜ緊張するのかというと、「自分を良く見せようとしているから」です。
たとえば、たくさんの人の前で話すときに緊張するのは、「良いところを見せよう」、「よく見せないといけない」、
「失敗は許されない」と思って、体や脳が委縮してしまい、普段とは違う状態(力が入った状態)になってしまうからです。
また、大きな発表会やスポーツの試合などでも、緊張することはあると思いますし、
採用試験の面接や、初対面の人の前でも、緊張することはありますよね?
「良いところを見せないといけない…」や「自分の実力以上のものを出さなければいけない…」と思ってしまい、
普段とは違う状態(力が入った状態)になってしまうので、逆に ぎこちない動きになってしまいます。
人前で失敗すると、やっぱり恥ずかしいと思いますし、「良く見せたい」と思ってしまうものなので、
多くの人の視線が自分に向いているときは、誰でも緊張してしまうものです。
だから、緊張しない人はほとんどいないと思いますし、緊張することは当たり前ですよね。
緊張しないための唯一の方法とは
人は、いろいろなことを考えてしまうので、多くの人が緊張するような場面(視線が集まるような場面)で、
「緊張しないようにする」というのは、とても難しいことです。
一般的には、「深呼吸をする」や「失敗を恐れないようにする」ということが、緊張しないために効果的だと言われていて、
確かに、深呼吸は多少は効果がある気はしますけど、それでも緊張はしますよね?
では、緊張しないためには、どうすれば良いかというと、答えは、「事前の準備をしっかりと行うこと」です。
たとえば、プレゼンテーションや発表などがある場合は、事前に何度も練習をするようにします。
スポーツも、試合で緊張しないために、練習のときから真剣にやっていくようにします。
事前の準備や練習というのは、本番で不安材料になる可能性があるものを、すべて排除するために行います。
そして、自分がしっかりと準備を行って、練習をすれば、「これだけやったのだから、失敗しても仕方ない」と思うことができるのですよね。
「良いところを見せよう」と思って緊張するのではなく、「練習と同じようにやれば良いだけ。これだけ練習したから何も不安はない!」
と思うことができれば、緊張はしなくなりますよ。
そして、「これだけ練習したから大丈夫!」だと思うためには、事前の準備や練習をしっかりと行っていないと、
「大丈夫だ」と思うことができないのですよね。
人は、良いことよりも、悪いことを考えてしまう傾向があるので、少しでも不安なことがあると、
「失敗したらどうしよう…」という感じで、ネガティブな気持ちを持ってしまうものです。
だから、不安で緊張しないためには、「不安が無くなるまで準備と練習をしっかりとすること」しか、方法がありません。
これが、緊張しないための唯一の方法になります。
あとは、「これをすれば大丈夫!」というものを、自分で持つことも良いですよ。
たとえば、昔からあるのですが、手の平に「人」という字を3回書いて飲む、というものですね。
私個人としては、この方法はまったく効果がなかったのですが、、、自分自身で、
「これをすれば緊張しない!」という、おまじないのような方法を持っていれば、効果はあると思います。
結局、緊張するかどうかは自分の気持ち次第なので、自分自身で、「これで大丈夫!」と思うことができれば、緊張は和らぐはずです。
ちなみに、「緊張をしない」とは違う話になりますが、、、例として、私が持っている「おまじない」を1つ ご紹介すると、
自分が失敗したり、後悔したり、調子が悪いときは、私は「リセット!」という言葉を使います。
人生、長く生きていれば、どうしても失敗することもありますし、調子が悪いときがあるので、
そのようなときに、私が使っている「おまじない」のような言葉です。
めったに使わない(本当に調子の悪いときだけ使う)のですが、個人的に効果が絶大で、この言葉を言えば、
本当に気持ちがリセットされて、新しい気持ちで前を向いて進むことができるのですよね。
理論的に、まったく理にかなっていませんし、言葉自体にも意味はないのですが、自分だけが持っている、
自分だけには絶大な効果がある言葉として、私はものすごく信じて使っています。
このような、自分が信じている「おまじない」のような言葉を持っていると、人生ですごく役に立つので、参考程度にお伝えしますね。
事前の準備ができないものは、どうしたら良いの?
緊張をしないための唯一の方法は、「事前の準備をしっかりと行うこと」です。
ただ、プレゼンや発表会、スポーツの試合などであれば、事前の準備を行うことはできますけど、
事前の準備ができないものもありますよね?
たとえば、初めてのアルバイトで接客をするときや、初対面の人と話すときなどです。
私も学生のころ、初めてアルバイトで人前に出るときは、とても緊張しました。
「失敗したらどうしよう…」や「うまくできなくて恥ずかしい」という気持ちがあったからです。
ただ、初めて行うことは知識も経験もないため、不安なこともたくさんありますし、緊張しないというのが無理な話です。
そもそも、人が緊張するのは正常なことで、こればかりは仕方がないことなので、
「緊張しながら慣れていくしかない」というのが、答えなのだと思います。
ちなみに、緊張しているときは、「緊張しています…」と、そのまま伝えると良いですよ。
相手も、「あ、緊張しているんだ」ということが分かりますし、失敗することのハードルが下がるため、気持ちが少しラクになるからです。
緊張を隠しながら、「失敗は許されない…」と思ってしまうと、もっと緊張してしまいますからね。
あと、初対面の人と話すときですが、これも緊張する人は多いと思います。
「事前の準備」なども行うことはできませんし、人と話す機会が、そもそも少ない人もいますよね。
そして、この対処方法ですが、最も有効な方法は、自分に自信を持つために「これだけは人に負けない!」というものを持つ、ということです。
たとえば、私は「インターネットビジネス」という、これだけは人には負けないという得意なものを持っています。
そのため、ビジネス関係の話を人とするときに、初対面の人であっても、緊張することがありません。
人が緊張する理由は、「良いところを見せよう」や「よく見せないといけない」、「失敗したら恥ずかしい」と思ってしまうことですが、
自分に自信があれば、そのままの自分でいれば良いだけなので、緊張する必要性が、そもそもないのですよね。
だから、自分に自信を持つために「これだけは人に負けない!」というものを持つことで、人と話すときに、緊張することはかなり少なくなります。
ただ、私は、インターネットビジネスと投資であれば、自信を持って話すことはできますけど、他に得意なものはありません。
そうすると、「緊張しないのはビジネスの話をするときだけでしょ?」と思われると思うのですが、、、そんなこともないのですよね。
その理由は、私は、1つの得意なものを持つために、今までに小さな成功体験をずっと積み重ねてきたからです。
正直に言うと、インターネットビジネスや投資に、そんなに自信を持っているわけではありません。
実際に、私よりも上はたくさんいますからね。
ただ、小さな成功体験を積み重ねることで、こんなダメな私でも、できるようになったという実績があります。
結局、「自信」というのは、自分のやってきた過程こそが、自分の自信になります。
最初はできなかったとしても、小さな成功体験を積み重ねて、実際にできるようになったという実績こそが、
自分にとっての大きな自信になるということです。
そして私は、1つの得意なものを持つために、今までに小さな成功体験をずっと積み重ねてきたという実績あり、
その自分が行ってきた過程に、自信を持っています。
だから私は、初対面の人と話すときにも、緊張しないということです。
あと、世の中には、顔がいい人(イケメンや可愛い子)がいますけど、「顔がいい」というのは、生まれ持った要素がとても大きいです。
もちろん、本人の努力で、顔が良くなった人もいると思いますけど、生まれ持ったものが大きいのは、事実だと思います。
でも、私が身につけたものは、生まれ持ったものではなく、自分が長い時間をかけて、積み重ねてきた成功体験です。
生まれ持ったものよりも、生まれたあとに、自分が積み重ねて得てきた結果の方が、私は価値があると思っているのですよね。
こう考えると、初対面で、「顔がいい」ということだけしか知らない人に対して、緊張する必要性が そもそもないということです。
もちろん、イチロー選手のように、私なんかよりも、圧倒的に日々を積み重ねてきた人に会ったら、私はめちゃくちゃ緊張しますよ!
でも、初対面で、「顔がいい」ということだけしか知らない人に対して、緊張する必要がないのですよね。
だから、初対面の人を含めて、人と話すときに緊張する人はたくさんいると思いますし、私も実際にそうでしたが、
これだけは人には負けないという得意なものを持っていれば、人と話すときに、緊張することはかなり少なくなります。
さらに、その得意なものを身につけるために、小さな成功体験をずっと積み重ねてきたことによって、得られた「自信」があれば、
人と話すときに、そもそも緊張する必要性が無くなる(良く見せようとする必要がない)ということです。
「自信」というのは、自分のやってきた過程こそが自分の自信になるので、小さな成功体験を積み重ねて、
これだけは人には負けないという得意なものを持つことが、人生で緊張しない、最強の方法です。
「あがり症を克服したい!緊張を乗り越えるためのシンプルな方法」のまとめ
「あがり症を克服したい!緊張を乗り越えるためのシンプルな方法」は、いかがでしたでしょうか?
私は、人の前で話すことはすごく嫌いで、いつも緊張していた。
サラリーマン2年目に、50人くらいの社員の前でプレゼンをするときがあったのですが、ずっと足が震えていましたからね。。。
そして、その震えている足を、その年の新入社員たちが見ていたらしく、
「足、震えていましたね!」とあとで言われて、けっこう恥ずかしかったです。
ただ、環境に慣れてきたり、自分に自信がついてくると、「緊張する」ということは、どんどん少なくなっていきました。
それと同時に、緊張をしないためには、「事前の準備が本当に重要」ということが分かったので、
仕事でも、スポーツでも、私生活でも、「やらなければいけないこと」を早く行うようにしました。
そして、私の人生の中でも、もっとも練習したのが、「結婚式の最後のスピーチ」です。
絶対に失敗をしたくなかったので、300回くらい練習しましたよ。
もし頭が真っ白になったとしても、勝手に言葉が出てくるように、途中で言葉を止めて、そこから次の言葉がちゃんと出てくるか、という練習もしました。
本番をイメージしながら、自分の中で想定できることはすべてやりましたよ。
そして、これだけ練習すると、自信を持つことができますし、「これだけ練習して失敗したら、もうそれは仕方ない」と思うことができるのですよね。
本番でも、まったく緊張しないで、練習したとおりに話すことができました。
このような経験も、私にとっては、「小さな成功体験」として残っています。
小さいころや、若いときは、緊張することは多かったです。
でも、大人になればなるほど、自分の得意なものだけで勝負ができる環境を作ることができるようになります。
だからこそ、「これだけは人には負けない」という得意なものを持つために、日々、小さな成功体験を積み重ねていくことが大切ですよね。
そうすれば、大人になってから、緊張することはほとんどありませんし、緊張しそうなもの(人前でのスピーチなど)があったら、
事前の準備をしっかりと行うことで、それがまた成功体験になり、自分に自信を持つことができますよ。
ここでお伝えした「緊張しないための唯一の方法」は、緊張しなくなるだけでなく、自分の人生を、
もっと明るく、良い方向に向かっていける方法だと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね!
自分で悩んでいたことが解決するだけでなく、たくさんのものを得られる方法になるので、ぜひ実施していただけたらと思います。