はじめに
まず、子育てに正解はありません。
子どもを含めて、人それぞれで性格は異なりますし、家庭によって環境も違うからです。
まして、一人の人間にとって、「どうなったら成功なのか」ということも、よく分かりませんよね?
だから、子育てというのは、そもそも正解は無いのだと思います。
ただ、私が実際に子どもの親になって、「この子には楽しい人生を送ってもらいたい」と思いました。
そこで、私が実際に調べて、まとめて、行ってきた「子育ての方法」をお伝えします。
子育てに正解はないため、すべての人に当てはまることではないのですが、他の人にとって、子育ての参考になれば、嬉しく思います。
子育ての目的は「自立してもらうこと」
子育ての目的は、子どもに「自立してもらうこと」です。
この理由は、人生は長く生きていれば、環境も変わりますし、悩んだり困ったりすることなど、いろいろなことがあるからです。
そのようなときは、自分で考えて、自分で判断をして、自分で行動できる力が必要になります。
人生で起きるいろいろなことに対応できるように、自分で学ぶ力を身につけて、自分で考えて、判断をして、
行動ができる人間に育てることが、親の役割であり、子育ての目的だと思いました。
実際に私は、自分で学ぶことや、自分で考えることができない人間でした。
考えることが嫌いでしたし、いつも受け身で、自分で判断をしないような人間だったと思います。
でも、大人になると、いろいろなこと(予期しないこと)が起きるので、その都度、自分で考えて、自分で判断をしていく必要があるのですよね。
大人になり、人に迷惑をかけないように生きていくためには、自分で頭を使って、自分で考えられる人間になることが必要ということを、
私は、身を持って体験しました。
だから、子育ての目的は、「子どもに自立してもらうこと」だと思いますし、子どもに自立してもらうために必要なことを、ここでお伝えしていきます。
小さいころ(0歳から3歳くらいまで)の育て方
子どもは、小さいころの育て方が、とても重要だと言われています。
この理由は、人の脳の発達は、3歳までに約80%が完成するからです。
そのため、3歳までに、子どもと どのように接したのかということによって、その子の人生に、大きな影響を与えることになります。
具体的に、どのように子どもと接すれば良いかというと、たとえば、次のようなことです。
1.たくさん話しかけること |
0歳から3歳までで、特に大切なことが、この3つです。
ポイントは、「五感で感じさせてあげること」になります。
たとえば、いろいろなものを見たり、話しかけて聞かせたり、外に出て土や草の臭いを嗅いだり、
ご飯を食べたり、たくさんスキンシップを取るという形ですね。
小さいときは、いろいろなことを感じさせてあげることで、脳と神経が発達していくということです。
私も、子どもに対しては、この3つのことは特にやっていきました。
また、公園に遊びに行ったときは、靴を脱がせて、裸足で遊ばせていましたよ。
裸足で遊ぶことで、足の裏から伝わる情報(痛い・冷たい・熱い・くすぐったいなど)が多くなり、脳や神経の発達にプラスになるからです。
実際に、裸足で遊ぶことは、特に「運動神経の良さ」に、とても大きな効果があったと思います。
あとは、もちろん家庭の事情によるのですが、、、できれば、保育園には行った方が良いな、と思いました。
保育園に行った方が、たくさんの話を聞いたり、歌を歌ったり、踊ったりして、脳の発達に良いからです。
逆に、私が子どものときは、保育園に行っていなかったのですが、他の子どもと比べて、
頭の良さやコミュニケーション能力は、私はかなり劣っていたかもしれません。
だから、保育園に行くことは、私の経験からは、子どもにとってプラスになると思いました。
このように、3歳までは、五感でいろいろなことを感じさせてあげるために、たくさん話しかけてあげたり、
スキンシップを取ったり、外でたくさん遊ばせてあげることが、子どものため(脳や神経の発達)になります。
脳の発達が、3歳までに約80%が完成するということは、この3歳までの育て方がとても大切になるので、ぜひ参考にしてくださいね。
子どもが好きなことを知ろう!
小さな子どもは、自分の好きなことだけを行います。
逆に、つまらないことはやりませんし、そもそも続きません。
そこで、「子どもは何が好きなのか」ということを、お伝えしますね。
子どもを伸ばすために必要な知識になりますので、ぜひ知っておいてください。
1. 子どもは「楽しいこと」が好き。 |
まず、子どもは、楽しいことが好きです。
たとえば、面白いテレビやYoutube、絵本や砂遊びなどですね。
ちなみに、私の子どもは、言葉の中で、「もう一回!」っていう言葉を早く覚えました。
楽しいことを、もう一回したいからだと思います。
子どもは、とにかく楽しいことが大好きです。
そして、子どもは、見られることが好きです。
実際に子どもは、「見てー」という言葉を、よく使います。
何か少し、自分ができるようになったときは、特に、「見てー」と言いますね。
そして、子どもは、褒められることが好きです。
自分で片付けができたときや、手伝いができたときなど、子どもを褒めると、本当に嬉しそうです。
やっぱり、子どもは褒められることが好きなのだと思います。
あと、子どもは、真似をすることが好きです。
たとえば、テレビでお笑い芸人さんがやっていることや、踊りや、映画の言葉なども真似します。
子どもは、真似をすることが好きみたいです。
そして、子どもは、競争することが好きです。
近所の子どもと一緒に遊んでいるときも、「よーいどん!」と言うと、かけっこで競争しますし、
片付けをするときも、「誰が最初に片付けが終わるかなー?」と言うと、一生懸命に片づけます。
さらに、一番になったら嬉しいみたいで、負けると悔しがります。
子どもは、競争することも好きみたいです。
子育てをする上で、「子どもが好きなこと」を知っていると、とても役に立ちます。
子どもが何かできたら、「見てー」と言ってくるので、「すごいね!よくできたね!」と褒めると、とても嬉しそうな顔をします。
そして、「じゃあこれもできるんじゃない?」と言うと、頑張ってやろうとします。
これを繰り返していくだけで、子どもはどんどん伸びていくので、「またできることが増えたね!」と褒めてあげる流れですね。
もちろん、子どもはいろいろなことにチャレンジして、伸びていくのですが、一直線に伸びるわけではなく、
前にできたことができなくなること(遊具で登れたところが、登れなくなることなど)があります。
でも、そういうときは、無理にやらせないことが大切です。
以前にできたことが、できなくなることは誰でもありますし、子どもは、楽しいことが好きなので、楽しくないことをさせても意味がないからです。
私も、子どもに、運動ができるようになってほしかったので、2歳4ヵ月のときに、体操教室に通わせました。
でも、実際にやっても、あまり楽しそうではなかったし、「行きたくない」と言うようになりました。
そこで、入会金や洋服代などは、もったいなかったのですが、2ヶ月で退会しましたよ。
子どもがイヤなことを、親が「子どものためだから!」と言って、無理にやらせることは、とても悪い子育ての仕方になってしまいます。
子どもが優秀だと、親の株が上がるので、「できる子になってもらいたい!」と、多くの親が思うものです。
でも、子どもは好きなことしかやらないし、続かないので、子どもが好きなことを見つけて伸ばしてあげることが、きっと、一番良い方法なのだと思います。
子どもに自分で考えさせること
子育ての目的は、子どもに「自立してもらうこと」です。
そのためには、自分で考えることができる人間になってもらう必要があります。
たとえば、ボール遊びをしていて、車の下にボールが入ってしまったときは、親がすぐに取るのではなく、
子どもに、「どうやったら取れると思う?」という形で、聞いてあげるという形ですね。
そうすると、子どもも、「うーん」と考えて、「いいこと考えた!」と言って、長い棒を探してきて、ボールを取ろうとします。
ここでのポイントは、「ボールを取れる・取れない」が大切なのではなく、子どもに、「自分でどうすれば良いかを考えさせる」ということです。
子どもに対して、「どうすれば良いと思う?」、「どう思う?」と優しく聞いてあげれば、子どもは自分で考えるからです。
もちろん、子どもが考えて出した答えが、良い答え(正解)とは限りませんよ。
でも、そんなことは重要ではなくて、子どもが頑張って考えて、出した答えに対して、「よく考えたね!」や「俺もそう思うよ!」や
「いいアイディアだね!」と、褒めてあげることが重要になります。
こうすることで、子どもは、自分で考えられる人間に育っていきます。
なお、自分で考えさせるときに、人に対して、「考えろ!」と言っても、あまり意味はありません。
言われた方は、「考えろって言うけど、どうやって考えるんだよ。考えているよ!?」となることが多いからです。
考えることの楽しさを知ってもらうために、親も一緒に考えてあげたり、子どもが自分で考えているときや、何かを疑問に思ったときに、
「よく考えたね!」、「いい質問だね!」と褒めてあげることが大切になります。
そうすれば、大きくなって、いろいろな知識が付いてきたときに、「知識」と「考える力」が組み合わさって、
いろいろな問題を自分で解決すること(自立)ができるようになりますよ。
「どうすればよいと思う?」、「どういうところが似ているかな?」など、子どもに優しく聞けば、子どもは目でよく見て、
頭で考えて、自分の言葉で伝えることができるようになります。
こうすることで、自分の考えを他人に伝えることのできる、コミュニケーション能力の高い人間になっていきます。
子どもに自分で行動をさせてあげること
自分の子どもには、「最短ルートで育ってほしい」と思ってしまうものです。
特に、親が今までの自分の経験で、「こうした方が良かった」というものがあると、子どもに対して、その道を進ませてあげたくなってしまいます。
でも、親が自分で経験をして、「これが最短ルートだ!」というものが分かったとしても、他の人にとっては、それが最短ルートとは限りません。
なぜなら、性格や環境、持っている知識やそれまでの経験など、人それぞれでまったく異なるからです。
私も、今までの人生の中で、「これは無駄だったな…」と思ったことは、たくさんあります。
たとえば、私は今、自分で事業(ホームページ作成など)を行っていますが、サラリーマンを経験しないで、
もっと早くホームページを作っていれば、もっとお金は増えていたかもしれません。
でも、理不尽なことがたくさんあったサラリーマンを経験したから、たくさんのことが分かりましたし、
サラリーマン時代で得た知識や技術は、今でもかなり役立っているのですよね。
イチロー選手も、「遠回りは必要」と言っていましたし、スティーブ・ジョブズも、
「点と点の繋がりは予測できないが、あとで振り返って、点の繋がりに気づく」と言っていました。
仕事やスポーツも一緒ですが、人生というのは、良いときばかりではなく、運が悪いときや今までできていたことが、急にできなくなるときがあります。
そのときに、遠回りしてきたことが大きな財産になって、結果に結びつくことがあるのですよね。
遠回りというのは無駄な時間ではなく、その人の人生にとっては、必要な時間になる(人としての厚みが出る)ということです。
だから、親の経験で、子どもに最短ルートを進ませようとするのではなく、子どもに自分で考えさせて、自分で行動をさせるようにした方が良いです。
遠回りしたことでも、その点が、あとで線としてつながっていきますし、自分で自分の人生を時間を自由に使って、
そして結果が得られるということは、人生の楽しさでもあるからです。
子どもの人生は、子どもの人生であり、親の人生ではありません。
親は、「子どものため」と思って、いろいろなことを決めるものですが、子どもの人生は子どもの人生なのですから、
子どもに自分で考えさせて、自分で行動できるように育てて、親は、それを見守ることが、子どものためなのかもしれません。
子どもが、自分で決めたことであれば、後悔しないはずですよ。
逆に、親がなんでも決めてしまうと、子どもが大きくなったときに、その子はきっと後悔する(自分の人生は自分で決めたかったと思う)ので、
子どもには、自分で行動をさせてあげるようにすることが、親の役目だと思います。
子どもを認めてあげること
子どもは、褒められることが好きです。
ただ、子どもがやることの中には、上手にできないこともあります。
そのようなときは、「子どもを認めてあげる」ということが大切です。
たとえば、「今日はたくさん歩けたね」や「今日は早くご飯を食べれたね」など、子どもがやったことを、そのまま言ってあげるだけで良いです。
できなかったことでも、無理に褒めようとするのではなく、できたことをそのまま伝えてあげれば良い、ということです。
これが、「子どもを認めてあげる」ということになります。
私も、小学生のころ、父親に認めてもらいたくて(褒められたくて)、父親が仕事から帰ってくる時間に合わせて、外に出て、野球の素振りをしたことがありました。
そこに、父親が帰ってきたのですが、父は、「お、やってるねー」と一言 言っただけで、そのまま家の中に入っていきました。
それから私は、もう素振りはしなくなりました。
「親に褒められたくて練習をする」というのが、そもそも間違っているのかもしれませんが、、、
子どもとしては、見てもらいたいし、認められたいし、褒められたいんですよね。
もし父が、私が素振りをやっているのを見て、「お、やってるねー。スウィングを見てあげるから、着替えてくるまで待っててよ」と言って、
素振りを見てくれて、そのあとに、「頑張ったね!よくやった!」と褒められたら、私はもっと素振りを続けていたのかもしれません。
子どもというのは、こんなに単純なこと(見られる、認められる、褒められる)で、頑張ることができるので、
これが、子どもの良い育て方だと思います。
あと、子どもが失敗することや、うまく行かないことを、止めさせないことも大切です。
たとえば、子どもがジグソーパズルをやっているところを見ると、どうしても、手伝いたくなってしまいます。
「そのピースを逆にすればいいだけじゃん!」というのは、大人だったらすぐに分かるからです。
でも、「ジグソーパズルが上手にできるかできないか」が、重要なのではなく、子どもが頭を使って考えることが重要ということです。
その結果、失敗したり、うまく行かなかったりすることは、子どもにとってはとても大切な経験になるので、
子どもが失敗することや、うまく行かないことを、止めさせないようにしましょう。
同じように、子どもが遊具で遊んでいたり、ボールで遊んでいるときも、「こうやるんだよ!こう!!」と親が教えたとしても、
子どもは、自分の体を、自分の思ったとおりに動かすことができないのですよね。
もちろん、大人でも、自分の体を自分の思いどおりに動かすことは、とても難しい(もしできたら、すべてのスポーツを完璧なフォームで行える)のですが、
子どもに行動をさせて、もし失敗したとしても、やったことやできたことを、認めてあげることが大切です。
大人もそうだと思いますが、「自分の良いところ(長所)」というのは、自分では分からないものです。
だから、親が子どもをよく見てあげて、「こういうところが、良いところだよね!」と言ってあげるようにしましょうね。
子どもに、自分のやるべきことをやらせること
人生というのは、自分のやるべきことを一生懸命にやることで、成長していきますし、結果を出すことができるようになります。
だから、子どもであっても、自分のやるべきことを認識させて、自分のやるべきことを頑張ってやらせることが必要です。
たとえば、子どものやるべきことというのは、「外から帰ったら、まず手を洗う」や「着替えをする」や「片付けをする」などですね。
もし、外から帰ってきて、手を洗う前に遊んでしまったら、それは、「自分のやるべきことをやっていない」ということです。
同じように、お風呂から出て服を着る前に テレビを見ていたり、片付けをしないで おもちゃで遊んでいることも、
「自分のやるべきことをやっていない」ということになります。
世の中には、楽しいことはたくさんあります。
でも、「自分のやるべきことを、まずやる」というのは、子どもでも、大人でも大切なことです。
小さな子どもでも、自分でやれることがあるのですから、子どもにも、「自分のやるべきこと」をまずやらせるようにしましょう。
そして、それぞれの人が、自分のやるべきことを一生懸命にやった上で、もし足りないところがあったり、助けが必要だったら、
家族で補ったり、助け合ったりしていきます。
それがチームであり、家族だと思いますので、それぞれの人が自分のやるべきことを一生懸命にやって、もし足りないところがあれば、
助けたり、補うというやり方が、良い家族の形なのかなと思います。
ちなみに、小さな子どもであっても、自分でできることは自分でやらせた方が良いです。
たとえば、「転んだときに立ち上がる」というのは、小さな子供でもできることです。
これは、「自分のやるべきこと」であるため、転んだときに、親がすぐに助ける(起き上がらせる)というのは、あまり良くないのかもしれません。
それぞれの人が、まず自分のやるべきことをやって、もし自分でできなければ、家族が助けるという流れが良いのかもしれませんね。
親は、子どもに行動を見せること
子どもは、真似をすることが好きです。
そのため、親を近くで見ている子どもは、親の真似をしますし、やることが似てくるものです。
だから、親は、口だけで子どもに何かを伝えるだけでなく、「親が実際にやっている」ということも、大切になります。
たとえば、親が家の中で、自分のやるべきこと(掃除や片付け、勉強など)をやっていれば、子供もやるようになるものです。
逆に、親がスマホでYoutubeなどの動画を見ていたら、子どもも「見たい!」と思ってしまうのは、当然です。
もちろん、子どもが小さいころであれば、「まだスマホは見ちゃダメ!」と言って、親が止めることはできますよ。
でも、その子どもが大きくなると、言うことを聞かなくなったり、隠れて見るようになるものです。
「勉強をしなさい」と子どもに対して言うよりも、親が勉強をしていれば、子供も真似して勉強をするようになります。
親が本を読んでいれば、子供も真似して本を読むようになります。
言葉よりも、「行動で示す」ということも、大切な子育ての方法になるということです。
もし、親が行動をしていないで、口だけで子どもに対して注意ばかりしていたら、大きくなって、言うことを聞かなくなるはずです。
いつか、「なんで?パパはやってないじゃん!」となるのは、当然ですよね。
子どもだけでなく、人は、尊敬できない人の言うことを聞くことはほとんどないので、子どもから、
「私のパパはすごい!」と言ってもらえるように、親も努力をする必要があります。
親が勉強をしていなかったり、テレビやスマホばかり見ているのに、子どもに対して「勉強しろ!」というのは、
やっていることと言っていることが一致していないのですよね。
普段、仕事で大変ではあるのですが、「自分ができていないのに人には言う」というのは、そもそも矛盾していることなので、親が行動で見本を見せるようにしましょう。
私生活で気をつけたこと
最後に、私が子育てをする上で、私生活の面で気をつけていたことを、ご紹介します。
良かったら、参考にしてくださいね。
人に迷惑をかけないこと
子どもが保育園に行っていて、その保育園の先生から、「お友達を叩いました」というような連絡があると、親としては、かなり凹みます。。。
親として、自分の子どもが他人に迷惑をかけるというのは、とても困りますし、自分の育て方が悪かったと思ってしまいます。
やはり、「人に迷惑をかけない」ということが、人が社会で生きていく上で、最低限、必要なことになるので、
もし子どもが、友達を叩いたり、噛んだり、順番を守らなかったなど、迷惑をかけていたら、ダメということはしっかりと伝えるようにしていました。
ご飯を食べるときの姿勢を正すこと
ご飯を食べる前の「いただきます」と、食べ終わった後の「ごちそうさま」は、必ず言うようにしていました。
作ってくれた人への礼儀だからです。
また、ご飯中に立ち上がってはいけないことや、前を向いて食べることなど、ご飯を食べるときの姿勢は特に気をつけていました。
返事は「はい!」と言わせること
子どもに何かを伝えたときに、「うん」や「分かったよ」という返事でも、良いとは思うのですが、できるだけ、「はい!」と返事をするように伝えました。
年上の人に対する礼儀でもあり、「はい!」という返事をした方が、なんとなく、可愛いと思ったからです。
あとは、「ごめんなさい」と「ありがとう」も、しっかり言うように伝えていましたよ。
早く寝ること
人の脳は、寝ているときに記憶が定着します。
特に子どもは、日々たくさんのことを学んでいますし、子どもには睡眠が必要なので、夜は遅くても22時には寝かせるようにしていました。
もちろん、親の仕事や生活の状況によって、早く寝ることが難しいこともあるのですが、、、
「早く寝る」というのは、子どもの成長にかなり良い効果はあったと思います。
何かを説明するときは、「理由」を一緒に教えてあげること
褒めるときや怒るときを含めて、何かを伝えるときは、「理由」を一緒に伝えた方が良いと思いました。
たとえば、「歯を磨くことが大切」と子どもに伝えたのですが、あまり理解していなかったのですよね。
そこで、私の銀歯が取れたときに、歯に穴を空いているのを見せて、「こうなるから、歯はちゃんと磨いた方が良いよ」と伝えたら、それから歯磨きを進んでするようになりました。
子どもだけでなく、大人も一緒なのですが、「理由を伝える」ということは、本当に大切ですよね。
理由を伝えることで、相手が納得して、行動が変わるようになるので、何かを説明するときは、「理由」を一緒に教えてあげることが、必要なのだと思います。
子どもとの約束を守ること
子どもは、親が言ったことをよく覚えています。
子どもと約束したことは、しっかりと守ることが大切です。
たとえば、私が子どものときに、私の親が、「この問題が解けたら、なんでも好きなものを買ってやる」って約束してくれました。
でも、私はその問題を解けたのですが、結局、親は何も買ってくれなかったのですよね。。。
小さな子どもは、このようなことをけっこう覚えているので、子どもとの信頼関係を築く上でも、「子どもとの約束を守る」ということは、大切なのだと思います。
0歳から3歳まででの子育てのまとめ
私は、自分の子どもには、「私と同じような人生は送ってもらいたくない」、「子どもに、楽しい人生を送ってもらいたい」と思いました。
そこで、子どもができたときに、「どのような育て方をすることが、子どもにとって良いのか」ということを調べて、まとめていきました。
そして、自分なりにまとめた方法を、自分の子どもで実践して、効果があった方法を、このページでお伝えしています。
子どもの親になる人であれば、誰でも、、、
「人に迷惑をかけない、思いやりのある子になってもらいたい。」 「明るく、元気で、人から愛される、優しい子になってもらいたい。」 「特別でなくていいから、社会で自立できる子になってもらいたい。」 |
と思いますよね。私ももちろん、このように思っていますよ。
でも、いろいろな本を読んだり、調べた結果、子どもの成長(脳や神経)には、
「0歳から3歳までの育て方がとても重要」ということが、分かったのですよね。
この0歳から3歳までにしかできないことがあり、この0歳から3歳までの育て方によって、子どもの能力が変わってくるということです。
日本という、資本主義の世界で生きていくのであれば、「人よりもできる」ということが大切ですし、
できないよりもできた方が、その子の人生が楽しくなると思いました。
もちろん、「どこ子にも当てはまる、最も良い子育ての方法」というものはありません。
人それぞれで性格は異なりますし、家庭によって環境も違うからです。
でも、ここでお伝えした、「子どもが伸びる子育ての方法(0歳から3歳までの育て方)」は、
きっと、大きく間違ってはいないと思いますし、きっと、良い結果につながることもあると思っています。
だから、もし良かったら参考にしていただいて、子育てのヒントになれば、嬉しく思っています。