やってみて初めてわかることがある!行動がもたらす気づき

人間、ミスをするときはありますけど、 ミスをすることで得られるもの もあります。

行動するから学べること、実際にやってみるから見える世界があるので、自分自身が成長するために、ぜひ行動をしていきましょう!



目次

行動するから、得られるものがある

人間、行動していると、ミスをするときもあります。

たとえば、私の人生、本当にミスばっかりしてきたのですが、その中で一番大きなミスは、サラリーマン時代に、「:(コロン)」と「;(セミコロン)」の入力を間違えてしまって、大規模なシステムを止めてしまい、3万人くらいにメールが届かなくなってしまうというトラブルを起こしたことです。

とても影響が大きかったので、あのときは本当に死にたくなりましたけど、、、でも、私はあのミスがあったから、成長することができたと思っています。


インターネットの世界は、「:(コロン)」と「;(セミコロン)」を入力ミスするだけで、甚大な被害が出てしまうような怖い世界ということを、身をもって痛感しましたし、あと、目視で入力ミスを見つけるのは、難しいと思いました。

だからこそ、「確認作業が何よりも大切」ということが分かったんですね。 「この確認作業をしたから、この作業には問題がありません」という証拠を出すことで、作業ミスはほぼ防げますし、私は今でも、このような確認作業は必ず行うようにしています。




そして、このときに、私は、コンピューターと人間の違い が分かりました。

コンピューターは、決められたことを高速で行ってくれますけど、コンピュータは、「:(コロン)」と「;(セミコロン)」の間違いも、見つけてくれません。

これくらいのことくらい、コンピュータなら、自分で見つけてほしいですよね? でも、コンピューターは、決められたことを忠実にこなすだけで、自分で考えてくれません。

一方、人間は、自分で考えることができます。 ミスもするし、作業も遅いのですが、「自分で考えること」が、人間はできます。

だから、人間が考えることを止めてしまったら、コンピューターには勝てなくなると思いました。 だから、私は必死に頭を使って、「常に考える」ということを、心に強く思っています。


あと、たくさんミスをしてきて分かったことは、人間、ミスをすると評価は下がるのですが、そのあとの対応次第で、「逆に評価が上がることがある」ということです。

ミスをした後に、迅速に対応して、今後、同じミスが起こらないためにやるべきことを明確に決めることで、逆に評価が上がることがある、ということが分かりました。

ミスをしたときは、本当に落ち込むのですが、そのミスによって影響が出ているのであれば、すぐに影響範囲を特定して、対処をして、 そして、今後、同じミスが二度と起こらないように、しっかりと対策を決めることが、仕事では本当に重要ということです。


ミスをしてきた経験は、私にとって、本当に嫌な経験ではあったのですが、ミスをすることで、気づけることや学べることはたくさんありましたよ。

だから、いろいろなことに挑戦したり、行動をしていると、ミスをすることはありますけど、ミスをしてピンチになったときは、 本当に、信じられないくらい成長することができるので、、、やっぱり行動していくことは大切だし、自分自身の成長につながると思いました。


投票に行った人にしか、得られないものがある

ほかにも、実際に行動した人しか、得ることができないものは、世の中にたくさんあります。 たとえば、「選挙の投票」です。

「どこの国と比べるのか」ということにもよりますけど、日本の選挙の投票率は60%くらいで、これは、けっこう低い数字って言われているんですね。 特に、20歳代の選挙の投票率は、30%~40%くらいで、この数字はかなり低いと思います。

そして、若い人が選挙に行かない理由は、「めんどくさいから」とか、「どこに投票してよいか分からないから」とか、「そもそも投票しても何も変わらないから」という理由がほとんどで、「だから選挙に行かない」というのが現状です。


たしかに、選挙で一票を投票しても、何も変わりません。 実際に、私が選挙に行って、投票したことによって、日本が何か変わったかと言うと、どう考えても、日本は何も変わっていません。

だから、「あなたの一票が日本を変えます!」と、テレビやポスターで言われていますけど、「そもそも投票しても何も変わらない」っていう若い人の意見は、確かに、そのとおりではあるんですね。


ただ、私が一票を投票しても、日本は変わらないのですが、私が一票を投票すると、「私自身」は変わるんですよ。 具体的には、投票をすることによって、政治に興味が持てるようになってくるからです。 そして、投票した政党のことも、テレビなど見ていて、目で追うようになってきます。

確かに、「どこに投票してよいか分からないから」という人の意見はよく分かるし、マニュフェストを見ても、正直言って、分からないことは多いです。

でも、後付けにはなってしまうのですが、「どこに投票すれば日本がもっと良い国になるのか」ということは分かりませんが、投票をすることによって、政治に興味を持つようになります。

そして、今まで普通に生活しているだけでは、得ることができなかった知識を、得ることができるようになります。 これだけでも、投票に行く価値は、私は十分にあると思っています。




もちろん、このように伝えると、「どこでも良いから投票した方が良い」と聞こえてしまうかもしれませんが、、、 投票するから、政治に興味を持つようになるというのは、実際にあると思いますし、私は実際にそうでした。

投票所に行って、自分で書いて、箱に投票用紙を入れる作業は、やってみると意外と楽しいし、なんかちょっと、良いことをした気持ちにもなれるんですね。 自分が一票を入れても、日本は変わらないかもしれないけど、少なからず、「日本の発展に少しでも貢献できた」という気持ちになることもできます。


「行くのがめんどくさい」という人の気持ちは、もちろん分かります。 でも、別に、毎週行くわけじゃないですし、1年に数回、あるかないかのチャンスです。

これは、費用対効果で考えると、メリットの方が圧倒的に多いですし、私は、「投票に行かないと損をする」ということが、実体験で分かりました。

もちろん、人それぞれの考え方はあると思いますけど、実際に行動した人しか、得ることができないものは、世の中にたくさんありますので、自分のためにも、行動をしていきましょうね。

知識を得ると、今まで見えなかったことが見えるようになる

たとえば、「イチロー選手はすごい」というのは、誰でも知っているようなことですよね。 でも、「じゃあイチロー選手のすごさを具体的に言ってください」と言われたとしたら、ほとんどの人が、答えに困るはずです。

たとえば、少し考えていただいて、「イチロー選手のどこがすごい」というのを考えていただくと、ほとんどの人は、こういう解答になると思います。

「1年間にヒットを200本も打つからすごい」
「いろんな記録を持っているからすごい」
「足が速いからすごい」
「守備が上手だからすごい」
「他の人が、「すごい」と言っているからすごい」


こういうような理由で、「だからイチローはすごい」と言うはずです。


でも、実際に野球をやっている人や野球の知識がある人は、もっと具体的に、イチローのすごさを言えるかもしれません。 たとえば、、、

「肩の関節の稼動域がとても広い。 広い稼動域から、
 腕がムチのようにしなるから、速い球を投げることができる」

「動体視力が並外れてよい。 動体視力が良いから、
 手元で急激にスライドする球も見極めることができている」

「バットが出るのが、他の選手よりも遅い。
 手が最後まで残るから、変化球にも対応できている」


という感じですね。


私も、野球はすごく好きで、イチロー選手も大好きなんですけど、以前、「ワールドベースボールクラシック」という、野球のワールドカップを見に行ったことがあります。

そのときに、イチロー選手をずっと見ていたのですが、イチロー選手は、キャッチボールでボールを投げるときに、ボールを何回も、ポロポロ下に落としていたんですね。

そこで、「なんであんなにボールを落とすのかな?」と考えたら、たぶんあれは、すごく力抜けていていて、ボールを握っているんじゃなくて、ボールに触れているだけっていうくらい、力抜けていているから、ボールを投げるときに、下にボールが落ちてしまうんじゃないかなって、私は思いました。

ボールを投げるときに、ずっと腕に力を入れた状態だと、速い球は投げられないのですが、力が抜けた状態で、投げる瞬間にだけ思いっきり力を入れると、速い球を投げることができます。

しかも、イチロー選手は、肩の関節がものすごく柔らかくて、本当に腕がムチみたいにしなるし、すごく力が抜けていて、最後の投げる瞬間にだけ力を入れているから、速い球を投げられるのかなって思いました。




もちろん、私なんかがイチロー選手を語るなんて、「何様だ」と感じなんですけど、、、ただ、実際に経験して、知識がついてくると、見えないものも見えるようになってきますし、私よりももっと野球に詳しい人は、もっといろんなことが見えていると思います。

知識が付くと、今まで見えなかったことが見えるようになって、特にビジネスでは、うまくいく確率が本当に上がるので、「実際にやってみる」「知識を付ける」ということは、ぜひ行っていくようにしましょうね。

自分の知らないことを知っていると、すごく見えてしまう

たとえば、こちらは、私がサラリーマンのときに書いていたノートです。
(クリックすると、画像が大きくなります)

  
  



私は本当に覚えが悪かったですし、頭もとても悪かったです。 だから、このように覚えたことを書いていかないと、すぐに忘れてしまうので、ノートをよく書いていました。

そして、このノートを久しぶりに見ると、なんかすごく難しいんですね。 私が昔、自分で書いたものなのですが、今見ると、「頭が良さそうだな」と思ってしまいます。 実際には、大したことがない人間が書いているにも関わらず、自分が分からないものを見ると、すごく見えてしまうということです。


他の例で言うと、たとえば、コンビニやスーパーは、お客さんが左回りに回りやすいように、お店がレイアウトされていることが多いです。

なぜ、左回りに回りやすいようにお店がなっているかというと、人は右利きの人が多いので、右手で商品を取りやすい「左回りにしている」という理由と、 あともう1つは、人間は、左回りの方が安心感を感じる性質があるからです。

これは、人間の心臓は左側にあり、それをかばおうとするので、左回りの方が安心感を感じるみたいなんですね。 だから、たとえば遊園地のメリーゴーランドも、安心感を与えるために、左回りになっていることが多くなっています。


逆に、お化け屋敷は、「違和感」とか「気持ちが悪さ」を人に与えるために、あえて、右回りにしている場合が多いです。

ちなみに、お化け屋敷に入ると、左側から脅かしに来る場合が多いですよ。 この理由も、人間の心臓は左側にあるので、左から脅かしにこられると、より怖さが増すという理由からです。




このように、雑学でも、知っていると、本人は別に大したことなくても、ちょっとすごそうに見えますよね?

だから、インターネットビジネスも一緒で、知識のある人はすごそうに見えるのですが、それは、「ただ単に長くやっているだけ」であり、その過程で、知識が付いているだけなのです。

「デキる人間になる方法!ダメ人間ができた最高の成長法」 でお伝えしている、「量」×「考えること」の最高の上達法を使えば、 本当に誰でも成長することができるので、「私には向いてない」や「あの人はすごいけど、俺はダメだとか」と思わずに、ぜひ行動をしていきましょう!

行動をしないと、得られないものは世の中にたくさんあるし、行動をするから、見えるようになる世界もあって、人生が楽しくなってくるので、行動をしながら、頑張っていきましょうね。

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