運動の効果について ~ なぜ運動が必要なのか? ~
「私は運動が苦手です…」という人も、もちろんいると思います。
実際に、運動ができなかったとしても、特に困ることはありませんからね。
でも、時間が流れていけば、人は年を取っていくものですし、持っている機能を使わないと、
驚くようなスピードで、その機能が低下していくものです。
たとえば、運動をして、体を使わないと、筋肉や血管の働きが弱くなっていきます。
また、大人になると脂肪がつきやすくなるため、糖尿病や高血圧、脳卒中などの病気(生活習慣病)になる可能性が上がってしまいます。
最近、「健康寿命」という言葉が注目されていますけど、運動をしていないと、自分の力だけで朝起きたり、
ご飯を食べたり、お風呂に入ったりすることが、近い将来、自分でできなくなってしまうかもしれないのです。
だから、「運動が健康に良い」というよりも、運動をしなければ、普通に生活することが難しくなってしまうかもしれない、ということですね。
健康というのは、失って、初めて大切さが分かるので、、、生きていくために、運動は必要なものになります。
運動が三日坊主で終わるのはなぜ?
「運動は良いこと!」というのは、ほとんどの人は分かっています。
でも、いざ、運動をやろうと思っても、何をして良いか分かりませんよね?
また、運動を始めたとしても、三日坊主で終わってしまうことがほとんどです。
実際に、運動をしようと思って、筋トレをしたり、外を走ったとしても、ほとんど続かないと思います。
この理由は、「効果が分からないから」です。
たとえば、筋トレを15分やっても、外を20分走っても、自分の体がどう変わったのか、健康にどんな良い影響があったのかなど、分からないのですよね。
人は、効果が分からないものは、なかなか続けることができません。
やっていて、つまらないですし、続ける意味が分からなくなってしまうからです。
では、どうすれば運動を続けることができるかというと、最も良い方法は、習い事やレッスンに参加することです。
具体的には、スポーツクラブには「スタジオレッスン」があって、エアロビクスだけでなく、筋力アップ用のレッスンなどがあります。
このようなレッスンに参加することが、最も効果があります。
この根拠は、私は大学生のときに、スポーツクラブでアルバイトをしていたのですが、ランニングマシンで走っていたり、
機械を使って筋トレだけをしていた人は、辞めてしまった人(もしくは来なくなってしまった人)が多かったのですよね。
でも、スタジオレッスンに参加してもらうと、スタジオの中では強制的に運動することになるので、かなり効果がありました。
効果があると、人は続けることができるので、体重や体脂肪率(筋肉の量)が変わった人は、たくさんいましたよ。
このように、レッスンなどに参加して、強制的に運動をしなければいけない状況に自分を置いてあげることが、最も効果があります。
あとは、そのスポーツクラブにもよるのですが、フットサルやバスケ、バレーやバトミントンなどのレッスン(会員さんなら誰でも参加可能)もあります。
このようなスポーツを実際にやった方が、「うまくなりたい!」という気持ちが出てくるので、運動は続けやすくなります。
筋トレやランニングマシンで走るだけだと、どうしても、「運動をする意味」が分からなくなってしまうので、スポーツを実際にやった方が良いですね。
私も、運動不足を解消するために、過去に、外を走ったり、筋トレなどをしたこともありました。
でも、やっていてつまらなかったですし、効果も分からなかったので、すぐに止めてしまったのですよね。
でも、草野球を始めたら、「うまくなりたい!」という目標ができたため、今でも運動を続けることができています。
しかも、「野球がうまくなるために、筋力をつけよう!」と思うため、まったく続かなかった筋トレも、進んで できるようになるのですよね。
「うまくなりたい」などの目標があると、運動は続けることができますし、運動を続けると、やっぱり効果はあるので、
習い事やレッスンに参加したり、草野球はテニスなどのスポーツを実際にやる方法が、運動を続ける最も良い方法です。
スポーツは、できるようになると楽しい!
運動は、続けなければ、効果を得ることができません。
そして、運動を続けるためには、「うまくなりたい」という目標を決めることが、ポイントになります。
たとえば、テニスやって、「うまくなりたい、試合で勝ちたい!」という目標を決めることです。
スポーツは、できるようになると楽しいし、自分が成長を実感できると、楽しくなってくるからです。
そうすれば、体力をつけるために外を走ったり、筋力をつけるために筋トレをすることが、苦にはならなくなってきますよ。
また、マラソンをやって、「良いタイムで完走したい!」という目標を持てば、練習で外を走ることも、続けることができるようになります。
もし、「健康のために、外を走ろう」という目標を決めて、外を走ったとしても、ほとんどの人は続けることができないのですよね。
目標の決め方というのは、何かを続けるために、とても大切なものになります。
やっぱり、運動(スポーツ)というのは、自分が成長を実感できると楽しいですし、人よりもできると楽しいのですよね。
そのために、体力や筋力が必要になるだけなので、目標の決め方(何かのスポーツがうまくなるために運動をすること)は、本当に大切なことだと思います。
人生は、怪我によって変わってしまうことがある
若いときは、もし怪我をしても、放っておけば、すぐに治ります。
でも、年を取ると、怪我の治りが悪くなります。
これは、私が39歳くらいのときに、すごく実感したのですが、、、怪我の治りが、明らかに遅くなったのですよね。
今までは、たとえば腰が痛かったとしても、2日から3日くらいで自然に治っていました。
でも、39歳くらいのときから、2週間経っても、痛みが取れなくなってしまったのですよね。。。
スポーツ選手も、怪我をしてしまうことで、元の状態に戻すことができずに、引退してしまうことがよくあります。
だから、普段から運動をあまりしていない人が、60歳や70歳になって、骨折などの大きな怪我をしてしまうと、
以前のように生活することが難しくなってしまうことが、実際にあるということです。
普段から運動をしていることで、怪我のしづらい体になりますし、もし怪我をしてしまったとしても、
今までの運動をしてきた貯金(筋力の蓄え)があるため、そのあとに、また元の体の状態に戻せる可能性も高くなります。
人生は、怪我によって変わってしまうことが実際にあるので、運動を継続して行っているということは、
自分の人生を、普通に当たり前に過ごしていくために、本当に大切なことになりますよ。
健康というのは、失って、初めて大切さが分かるので、普通に生きていくために、運動はやっぱり大切なものになりますよね!